気になるニュース:視覚障害者死亡事故 徳島県がブザー義務化提言へ
今月、徳島市で目の不自由な男性がバックしてきたトラックにひかれて死亡し、一緒にいた盲導犬も死んだ事故を受け、徳島県はバックする際に注意を促すブザーの設置をトラックなどに義務づけることができないか、国土交通省などに政策提言することになりました。
今月3日の朝、徳島市の市道で目の不自由な50歳の男性が、バックしてきた2トントラックにひかれて死亡し、一緒にいた盲導犬も死にました。
警察によりますと、トラックにはバックする際に、周りに注意を促すブザーが付いていましたが、スイッチが切られ鳴らない状態だったということです。
この事故を受け、徳島県は国土交通省や警察庁などに対し、関係する法令を改正して、トラックなどに注意を促すブザーを取り付けることや、音が鳴る状態を保つことを義務化できないか政策提言することになりました。
県などによりますと、国内で販売されているトラックの多くには、注意を促すブザーが付いていますが、夜間は騒音にならないよう、ライトをつけると音が鳴らない仕様になっているものもあるということです。
県は、来週にも飯泉知事が関係省庁を訪れて、直接提言を行うとともに、今後トラックの運転が業務に含まれる関係機関とも連携し、事業所にブザーの使用を呼びかけることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151008/k10010262761000.html
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